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更新日:2024年11月22日
平成元年12月22日
告示第63号
経済社会の急激な進展は,国内の交通体系にも多大の影響を与え,ますます過密化する交通事情の下で,交通事故が増大を続けるなど,車社会の持つさまざまな歪みが指摘されている。
特に本市は,自動車の保有台数の増加や通過交通の増大等により,全国でも交通事故多発県である神奈川県のなかにあっても,きわめて交通事故の多い地域となっている。
その中でも,二輪車による事故の頻発は憂慮すべき事態である。
加えて,一般道路での傍若無人な暴走行為は,ついにそれを制止しようとする市民の死という最悪の事態を招き,地域住民の生活に深刻な打撃を与えてきた。このようなことは許すことのできない反社会的行為であり,すみやかになくさなければならない。
今後ますます高密度化する都市にあって,道路網や交通安全施設の整備に力を注ぐのはもちろんであるが,自動車等の運転者をはじめ,すべての人の交通ルールの厳守と交通モラルの向上なしには,市民が安心して暮らせる都市にすることはできない。
藤沢市は,人と人が互いに思いやり,人と車が共存する交通事故のない,平和で静穏な社会の実現に,全力を挙げて取り組んでゆくことを決意し,ここに「交通安全都市」を宣言する。
Photo by Junji Kumano
タイトル:「大気の臼」
設置場所:藤沢市役所分庁舎JR線路側
設置日時:平成4年(1992年)3月14日
アーティスト:前田耕成
材質:小松石
制作意図
公共芸術の本質である環境との調和を目指し、環境構成要素の大気が回転しながら中心の穴に向かい、急速に抜けていく感覚をすりばち状の形状に込めました。
また、このフォルムは車の車輪、数字の0(ゼロ)を表現し、交通事故が市内からなくなる願いを象徴しています。
藤沢市が各交通機関を有効に活用しながらも事故のない、安全な都市として機能していく願いを込めたモニュメントです。
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